日産キューブ

初代はマーチをベースに生まれたハイトワゴンでしたが、先代でデザインを一新。

左右非対称のリア・クォータウィンドウのデザインを採用することで、左後方の視界を向上させることに成功している。

原稿の3代目もこの形状はリアコンビランプのスタイリングと共に継承され、まさにキューブでコンパクトなデザインし仕上げられています。

「ポスト団塊世代」と言われる20代の男性をターゲットにしたデザインは、細部にわたり徹底されています。

大型の人から小型の人まで対応できる全席のスライド量12mmアップによって、快適性は増しました。

後部座席の視界の良さも、評価されるべき点です。

しかし切り立ったフロントスクリーンはドライバーよりも遠くに位置し、Aピラーが運転席の視界に入るためにコーナーによっては死角が出来てしまいます。

そこが街乗りの乗用車としては難点。

2012年のマイナーチェンジにより2WDモデルにアイドリングストップを採用。

副変速機付きCVTの搭載やエンジンの改良も成されました。

トランスミッションはコンベンショナルな4段AT と、ステアリングホイールのスイッチで変速できる6段マニュアルモード付きCVTから選べます。

特徴は?

4段ATの走り始めの力強さとCVT仕様のスムーズな加速性、選べる2typeの価格差は4万8千円。

10・15モード燃費は4段ATで16.4、CVTは17.2ですので、ここに燃費差の価値を見出すのはいまいち難しいようです。

価格帯は153.3万円~193.2万円で、アイドリングストップ機能による環境性能のアップが功を奏しえお小カー減税率は75%となっています。

シートなどの高級感があり足回りも硬すぎず、乗り心地などで好評を得ています。

車重とエンジンのバランスはよく、車体にしてはパワー不足を感じさせませんが、長距離の実燃費は期待よりも伸びがないと感じます。

また長距離時の安定性には欠け、「街乗り」の域は超えない車かと。

ステアリングフィールにイナーシャ感が強く、反力に乏しいことから違和感を感じます。

EPSによるところのものとは思いますが、もう少し自然さがほしいところ。

男性に焦点をあてた車でありながら、加速やパワーの面でかなり女性向きといった印象が持たれます。

エンジンもマーチの1.4lモデルをリファインしたということですが、個人的な感想としてはイマイチ。

マーチのエンジンをということであれば、マーチに乗るかなといったところです、

走りを追求する車ではないので、基本的には小回りが効き街乗りには申し分有りません。

ちょっとフルーツケーキあたりのテクノポップを懐かしんで掛けてみても、似合う車です。