トヨタ・ラクティス【1】

積載性を重視したコンパクトカーといえば、ラクティスでしょう。

スタイリッシュでスマートなエクステリアからは想像できないほどの実用性を兼ね備えた現行型は、2010年11月にモデルチェンジした二代目です。

「runner with avtivitey and space(活動的な走りと広い室内空間)」の文字を組み合わせて「ractis」と命名したようです。

全長4m未満でありながら、初代よりも室内幅を40センチ拡大しました。

6対4分割チルトダウン付きのリアシートは、コンパクトカークラスでは初の採用となっています。

全高の高さに加え拡張された全幅は、使いやすいアクティスの印象を定着させるものとなりました。

特徴は?

幅広いユーザーをつかむことが可能なラインナップの多様さが魅力です。

専用フロントバンパーやグリルを施したレピスは、現行型からラインナップに加わりました。

シートやソフトパッドを使った、インパネの個性的なライトブルーが好評です。

走りを満足させるスポーティグレードのSも用意され、幅広いユーザーに対応できる車種となっています。

Jc08モード燃費は16.6~19.0。

価格帯は137万~186万円程度ですが、エコカー減税が50%。

5人乗り/XVパッケージを覗く全車にアイドリングストップ機能のメーカーオプションをつけることで75%のエコカー減税が適用されます。

リアサスのトーションビーム式にありがちなフワンフアンした乗り心地は、この現行型でかなり改善された印象です。

ブレーキのカクカクと効く不快感や、クリープ制御による違和感も軽減しています。

室内の静粛性もかなり高まったと思います。

ただしフレームが思ったよりも太く、後方視界は特に悪いので、死角の大きさに恐怖を感じる時があります。

死角を覚えると慣れては来るのですが、それまでは注意が必要でしょう。

また座り心地に若干の難があり、疲れると感じる人も多いように思います。

エコカー減税が適用される車種の中では走りが追求できるもののひとつですが、燃費を重視するとあまり恩恵が得られません。

一般ユーザーによる燃費は、12.0程だと考えていいようです。

アイドリングストップ機能をつけて1.0程度の燃費差で13.0は、少々きつい気がします。

迷いどころですねぇ。