トヨタ・bB【1】

ボクシーなスタイルを追求して2000年に生まれた初代bBは、幅広いユーザー層を獲得しました。

black-boxが、その名前の由来となっています。

二代目はそのスタイルを継承しつつ若い男性ユーザーの要望に答えるべく、室内の音楽鑑賞に特化した環境づくりを追求しました。

移動するリスニングルームさながらに、最新のオーディオ技術と視覚を楽しませるイルミネーションでユーザーを魅了してます。

2008年のマイナーチェンジで、フロントグリルやバンパー、リアコンビランプのデザイン変更を発表し、2011年に発売された「煌」は、内外装のメッキ加飾とハイグロス塗装のアルミホイルを装着した高級感で注目されました。

特徴

個性的な演出の車内空間は、半端ない「オレの部屋感」を演出しています。

平均月販売台数こそ670台と目立ちませんが、個性的なアプローチで、エコカーブームにおいて大健闘の車種でしょう。

ディープなファンを掴んでいます。

「煌」に標準装備されている11スピーカーとカーオーディオコントローラー、エアロパッケージはbBを象徴するもの。

若干車重量が重たいことで、走行の安定感はあっても加速が物足りない気もしますが、このようなものを払拭する価値観をbBの個性には、見出すことが可能でしょう。

乗り降りの手軽さ、走行の安定性と小回りの良さ、視界の良好さには定評があります。

10/15モードでの燃費は15.2~16.4。願わくばもう少し燃費が上がればと言ったところでしょうか。

しかも価格帯は138~192.7万円で、コンパクトカーとしては高い印象か持たれます。

bBの特性を充分に楽しむならば、ZエアロGパッケージの選択で、190万円台を覚悟したほうがいいでしょう。

当然、エコカー減税の恩恵に浴することは出来ません。

ドレスアップを楽しむことに特化していますので、「走り」の追求は期待できません。

個人的には、高速突入のコーナリングで若干不安定さが出るような足回りと感じました。

ムダに固いといったところでしょうか。

しかし低中速域での走りに徹するならば、走りへの不満足を感じさせない仕様となっています。

天井も高く大きな荷物もどんどん詰め込めます、

仲間を誘ってアウトドアで遊ぶ時などは、かなりの威力を発揮することでしょう。

誰か一人が持っていると、そういった意味でも大変重宝する車です。